脳ドック|はら脳神経・頭痛クリニック|川越市宮元町の脳神経内科・内科

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脳ドック

脳ドック|はら脳神経・頭痛クリニック|川越市宮元町の脳神経内科・内科

脳ドックについて

※脳ドックは予約制になっております。お電話でお問い合わせください。

脳ドックのコースと料金

①基本コース 20,000円(税込)

項目:脳MRI・脳MRA、問診

②脳卒中予防コース 35,000円(税込)

項目:脳MRI、脳MRA、頸部MRA、頸部血管エコー、血液検査、尿検査、心電図検査、身体測定、問診

※現在、脳卒中予防コースは水曜日、木曜日のみ受け付けております。

③物忘れ予防コース 35,000円(税込)

項目:脳MRI、脳MRA、物忘れ検査(VSRAD、長谷川式簡易認知症スケール、MMSE)、血液検査、尿検査、心電図検査、身体測定、問診

脳ドックの助成制度に関して

川越市では川越市の国民健康保険に加入している40歳から74歳までの方を対象に、脳ドック検査費用の助成を行っています。川越市の「脳ドック検診費の一部補助」制度の詳細に関しては、市のホームページをご確認ください。

※川越市以外の地域にお住まいの方は、各市町村の助成制度をご確認ください。

脳ドックの主な項目

項目 詳細

問診

問診では、家族歴、既往歴、生活習慣病や嗜好性、自覚症状などを確認します。

血圧・脈拍測定、身長・体重・腹囲測定、BMI

高血圧や糖尿病、脂質異常症、肥満など、脳卒中や認知症の危険因子がないか検査します。

血液検査、尿検査

貧血や多血症、糖尿病の有無、肝機能検査、腎機能検査、脂質系検査、凝固系検査などを行います。

心電図検査

脳梗塞の原因となりうる不整脈や心臓病がないかを検査します。

頭部MRI検査

さまざまな条件・角度で脳の切断面を観察します。

頸動脈MRA検査

脈硬化が起こりやすい頸部の脳血管を調べます。

頸動脈エコー

頸動脈は動脈硬化が起きやすく、心臓をはじめ全身の動脈硬化を調べるのに有効とされています。頸動脈の動脈硬化は脳梗塞の主原因の一つです。

もの忘れ検査

認知症がないか、認知機能検査(長谷川式簡易認知症スケール:HDS-R、MMSE)を行います。また、当クリニックに導入されているMRIでは、VSRAD(ブイエスラド)の画像解析により、脳の萎縮の程度を解析できます。早期アルツハイマー型認知症の診断に役立てることが可能です。

脳ドックの目的

脳ドック

脳ドックは、脳に特化した健康診断のことです。脳卒中や認知症などに代表される脳の病気を未然に発見し、危険因子を除去するためのアドバイスなどを行い、脳の健康長寿を維持することを目的としています。検査の結果、もし脳の疾患等が見つかった場合には、速やかに適切な治療を行えるようにいたします。

このような方におすすめします

  • 40歳以上で、これまでMRI検査を一度も受けたことがない
  • 生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)がある
  • メタボリックシンドロームを指摘された
  • 心臓病(心筋梗塞、不整脈、狭心症など)を指摘されたことがある
  • 血縁者に脳血管疾(くも膜下出血や脳出血・脳梗塞など)や脳腫瘍を発症した人がいる
  • 脳の病気を早期に発見したい
  • もの忘れが気になる

脳ドックでわかる病気

  • 脳梗塞・脳出血などの脳卒中
  • 脳腫瘍、眼窩内腫瘍の有無
  • 未破裂脳動脈瘤
  • 脳血管奇形
  • 脳動脈の閉塞・狭窄
  • 脳外傷 
  • アルツハイマー型認知症にみられる脳萎縮の有無  など

自覚症状がなくても40歳を過ぎたら受診をおすすめします

脳疾患は40歳を過ぎた頃からリスクが高まり、自覚症状が全くないまま突然発症することもあります。ですから、自覚症状がなくても40歳を過ぎたら年に一度は脳ドックを受けて、ご自分の脳の状態をしっかり把握しておくと安心です。

また、当クリニックの脳ドックでは、脳血管疾患の原因となり得る動脈硬化の進行程度や血管の閉塞・狭窄などをチェックすることができます。これにより、幅広い脳疾患へのリスクを把握することが可能です。肥満、糖尿病、高血圧、脂質異常症がある方、慢性的な頭痛がある方、ご家族に脳卒中・脳腫瘍を発症した人がいる方など、脳卒中リスクが高い方は特におすすめします。

認知症の早期発見

認知症の発見や予防につなげられるプランもあります。認知症の原因で最も多いのはアルツハイマー型認知症ですが、早期であれば進行を遅らせる内服治療が可能です。次に多いのは血管性認知症ですが、これは脳卒中の発症を予防し、脳卒中の危険因子をうまくコントロールすることで、認知症の罹患を防ぐことができます。

また、慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症、甲状腺機能障害やビタミン欠乏症などによるものは、治療によって治る可能性のある認知症です。検査結果に応じて、リスク評価や予防につながる生活習慣指導なども行っています。

脳ドックが受けられない方

MRI検査は、強力な磁力を用いるため検査室への金属の持ち込みができません。そのため、心臓ペースメーカーや人工内耳などを使用している方は検査ができません。その他、過去の手術や治療として体内に金属が入っている方、歯科治療で磁石式義歯やインプラント、矯正治療を行っている方は検査ができない場合があります。

該当する方はお手数ですが、手術をした医療機関または現在通院中の医療機関にMRI検査が可能かどうかの確認をお願いします。

確認が必要な体内金属(例)

  • 動脈瘤クリップ
  • 人工弁
  • 人工関節
  • 血管内ステント
  • 子宮避妊具 など

検査にあたっての注意事項

キャッシュカードなどの磁気カードや携帯電話、時計などは強い磁気の影響で壊れてしまう恐れがあります。また、事故の原因となりますのでMRI室には持ち込まないようにお願いします。また、コンタクトレンズや増毛のための整髪料、アイシャドウ、ネイルなどの中には金属成分を含んでいるものもあります。MRIの故障の原因となるため、検査当日はそれらを使用せずご来院ください。

やむを得ずコンタクトレンズを使用される方は、検査中に外していただく必要がありますので、替えのレンズやメガネ、保管容器など必要なものをご持参ください。入れ墨やアートメイクをしている方や妊娠中の方は事前にご相談ください。

また、MRI検査中は、トンネル状の磁石の中で仰向けの状態で動かないようにしていただく必要があります。閉所恐怖症がある方や安静が保てない方は検査が途中で中断になってしまう恐れもありますので、事前にお知らせください。

安全面の理由により、検査を中止または延期させていただくこともありますので、あらかじめご了承ください。

MRI室に持ち込めないもの

  • めがね、コンタクトレンズ
  • 入れ歯 
  • 補聴器
  • 磁気カード、財布、携帯、時計
  • 指輪、ブレスレット、イヤリング、ピアス、ネックレスなどの装飾品
  • カイロ、湿布、貼付薬
  • かつら、増毛パウダー、ヘアピン
  • ベルト
  • 装具類
  • 金属製のボタンや装飾がついている着衣、一部の機能性肌着 など